SG-1000
ザクソン
機種:SG-1000
発売日:1985年3月
ジャンル:シューティング
販売・開発:セガ
セガの「斜め上」という言葉に相応しいクォータービュータイプのシューティングゲーム。
1982年にアーケードゲームとして登場したのが最初で、その3年後に同社の家庭用ゲーム機「SG-1000」に移植されましたがその間にはPCソフトや電子ゲーム(FL版・LCD版)などにも移植されており、日本よりも海外で人気があったらしいです。
映画「13日の金曜日 完結編」1984年の作品で子供がプレイしてる場面がちょっと出てきます。
アーケード版は綺麗に斜め上にスクロールしていましたが、SG-1000版は流石にそこまで処理能力を持っていないので背景はカクカクです。
それを除けばちゃんとザクソンしていて、さらにオリジナルの素晴らしいBGMも付いていて良移植となっています。
燃料ゲージがあるので補給が必要であるが、補給は地上物を破壊することで回復していきます。
しっかりと地上物を破壊していくのも重要だが、やはりミスしないことも燃料を保つに重要です。
適地に入ったら高い位置にいると、とても硬いホーミング・ミサイルが飛んできますので一番下にいることが基本です。
宇宙空間は敵機の軍団が現れ、横位置と縦位置がうまく合わないと破壊できないのに加えて相手も攻撃してくるし、自機の後ろへ通過していくので深追いは危険です。
この宇宙空間ではサテラというタコみたいなグラフィックの敵を撃つと燃料補給できます。
破壊できないバリヤーは隙間を通過することで避けれますので4の高さの位置にすることと、ミサイルを撃って障害物に当たらないことを確認して進みます。
再び敵の軍隊だが、このUFOの動きがUFOらしく急に動きが早まったりするので近くに来たら非常に危険です。
少しストーリー性を感じさせられるトンネル進入がありまして、その中のステージはちょっとワイヤーフレームな感じでグラフィックがカッコイイです。
最終人工頭脳兵器ゼクトロンという素晴らしい名のボスはホーミング・ミサイルを撃ってくるので先にミサイルを破壊しておくのがいいかもしれない。
ザクソンシリーズはセガ・マークIIIの「ザクソン3D」を最後に一旦消えますが、そのDNAを受け継いだアーケードゲーム「ビューポイント」とメガドライブ32X「パラスコード」が1990年代に登場しました。
一応「パラスコード」が海外ではZAXXONの名を使用していますのでこれが続編と言えるかもしれません。
「ビューポイント」はネオジオでの発売と、海外版メガドライブでの移植でしたので手の届きにくい所にありましたが、一応メガドラ版が2022年に「メガドライブミニ2」にまさかの収録で驚きました。
ザクソンは内容的に非常にシンプルなSTGですが、1周ぐらいはたまにプレイしたくなる魅力が今でもあります。
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