SG-1000
スターフォース
機種:SG-1000
発売日:1985年5月
ジャンル:シューティング
販売・開発:セガ
アーケードで1984年にテーカン(後のテクモ)から発売されたアーケードシューティングゲーム(以下STG)をセガが自社の家庭用8ビットゲーム機「SG-1000」に移植。
当時大ヒットしていた「ゼビウス」を参考にしつつパワーアップや連射といったSTGに欠かせない要素を入れ、「ゼビウス」に続いて縦スクロールSTGの基礎を築き上げた歴史的名作です。
セガ SG-1000版は1985年5月に発売され、翌月にはハドソンによってファミコンに移植されましたが、比較されるようになったのは結構最近のことで両方プレイした人がたぶんあまりいなかったのかもしれません。
比較された結果、なんと性能が劣るSG-1000版のほうが細かい点でアーケードに近いと高評価を得ました。
いったいファミコン版とどう違うのか見ていきましょう。
いきなりですが中ボスのラリオスです。
合体前に破壊すると50,000点ボーナスが入るという大きなイベントの一つで、コアが白く光ってから合体始める前に8発当てなくてはいけないので、ここで16連射の勢いで連打して破壊します。
SG-1000版では破壊に成功すると画面が一旦ストップし、アーケード版と同じくキラキラBGMが流れて文字をキラキラさせるという派手な演出でとなっています。
ファミコン版だと凄く地味に簡略化されてて、SG-1000版を知っている人なら「え〜・・・」となる。
不思議な物体「パーサー」とドッキングすると連射が可能になるので、当時連射可能なコントローラーなんてまだなかったのでこれはかなりの衝撃でした。
じつはボタン押しっぱなしよりも自分の指で連射した方が速いので覚えておこう。
ボス戦は非常にシンプルだが、破壊するに8発当てないといけないのでうまく弾を当てないとかなりギリギリのとこまで追いつめられる。
このボス戦とクリア画面でのBGMがアーケード版に近いので、ぜひSG-1000の素敵なサウンドに惚れてほしい。
ついでに右下のエリア名は一応ボス(ターゲット)の名前ですね。
ハテナボックスはどれかが当たりで1機増えます。
ハズレの絵はずっと歯だと思ってたのですが「ベー」だったんですね。
ジムダ・ステギという地上物「ジムダ」が2列で長く連なってるとこがあるが、ここを15連続破壊で8万点ボーナスが入ります。
「パーサー」の連射機能だけでは15連続破壊できないので、ここで自分の指で16連射です!
ステージを進み続けると地上絵が出現し、これがクレオパトラのヒントとなっているのだが今見てもさっぱりワカランが頑張って再現してくれた人に拍手を!
ファミコン版はもちろんここも再現できてません!
正解はシーラカンスの目先で、ここに最大の謎と言われてた100万点ボーナス「クレオパトラ」が隠れています。
これを破壊すると画面がストップして今度はファンファーレが流れて達成感MAXです!
ファミコン版はシーラカンスが無ければファンファーレも無しというこれも残念なとこですね。
32キロビットロムでここまで再現できたのは奇跡と言えるかもしれない。
このSG-1000版が他の機種で移植されたと聞いたことはないので今となっては貴重な物かもしれないが、今はダウンロード販売でアーケード版が手に入るのでもうSG-1000版は必要とされていないのかもしれませんね。
SG-1000版スターフォースはシューティングゲームの中では一番プレイして頂きたい作品です。
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