SG-1000
どきどきペンギンランド
機種:SG-1000
発売日:1985年5月17日
ジャンル:アクションパズル
販売・開発:セガ
最初期のセガのマスコットキャラはあの小僧だったけかな?あの青い鳥かな?いや、ペンギンだったかもしれない。
「どきどきペンギンランド」が発売された当時、サントリーのペンギンのイラストが描かれた缶ビールが話題になってアニメも制作されるほどちょっとしたトレンドになりました。
で、セガ内ではそれに便乗するようにペンギンのキャラクターを使ったゲームを上から作るように言われたらしいです。
ゲームは逆アイスクライマー+ロードランナーといった感じで、アデリー君を操作してタマゴを下に落として行き、最下層にいるフェアリーにタマゴを届けるという内容です。
このタマゴはちゃんとタマゴらしくコロコロとしっかり転がってくれるのがなかなか面白くて、階段状のとこなら上に乗っかると空いている方へ転がってくれます。
岩は押したり掘るアクションで落下させたりできるので、この岩を使ってシロクマを倒していきます。
地面から出て来るモグラはアデリー君が触れると消え去りますが、タマゴの真下から現れることもあるので厄介です。
アデリー君はタマゴ残して落下しても上から再登場し、シロクマに触れても岩に圧し潰されても気絶するだけでなんと無敵である。
本体はタマゴで、敵に触れさせないことと高過ぎるところから落とさないことに気をつけて運びます。
あと行き場を失った状態で上に乗ると割れてしまうので窪みにタマゴが落ちてしまった場合は要注意だ!
がんばって最下層にタマゴを落とすと、なんと中からフェアリーへのプレゼント…って中身は美味しく頂きましたとしか考えられない!
「どきどきペンギンランド」のシリーズはSG-1000からサターンまで発売され、近年はメガドラミニにメガCD「ゲームのかんづめ お徳用」版が収録されたのが記憶に新しい。
MSXやゲームボーイにも移植されてるので、コンプリートしたい方はそちらもチェックだ。
セガのマスコットになれなかったキャラのひとつであるが、セガファンならきっとアデリー君のことを忘れないでいてくれるでしょう。
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