スーパーファミコン
重装機兵ヴァルケン
機種:スーパーファミコン
発売日:1992年12月18日
ジャンル:アクション
製作:メサイア
メサイアのメガドライブソフト『重装機兵レイノス』(1990年)に続くロボットアクションゲーム第2弾。
この重装機兵シリーズは『ラングリッサー』『超兄貴』と並ぶ代表作であるが、当時はあまり注目されていなかったと思う。
アニメのようなリアルなグラフィックと、悲しいけどこれ戦争なのよねと言いたくなるようなドラマチックな演出が素晴らしいと近年再評価されているかと思います。
ファンメイドのゲームが出てたりもしますのでシリーズ完全復活(できればドット絵で)を望んでいる人は密かに多いかも?
前作『重装機兵レイノス』からロムの容量が倍の8Mbitロムになったのでロボットの表現も倍に!手足の動きが細かくなって、さらに砂埃や空の弾薬が下に落ちるとこまで細かく描かれている。
歩くとアニメでよく聞けるガシャンガシャンのSEも非常にカッコイイし、またグラフィックの描き込みが細かくて超綺麗。
敵として出て来る小さな人間までしっかり細かく動いているのでかなりの拘りを感じます。
アクションも多彩になって防御やダッシュ、ガンの向きの固定などスーファミのコントローラーの全ボタンを駆使するので操作は忙しくなりました。
道中、強力な武器が手に入るとさらに面白くなっていくし、マルチエンディングなので別エンディングを見るというクリア後の楽しみもあります。
これをプレイするとね、もうね、キャラゲーは全部メサイヤに任せれば、ほぼ全部名作になっていたんじゃないだろうか?と思ってしまう。
ロボットと言えばバンダイの方はSDガンダムやコンパチヒーローばかりで、まあ好きな人にはいいかもしれないがリアルなものは少なかった。
よく再現できてるなと思ったのはスーパーファミコンの『新機動戦記ガンダムW』であるが、あれは格闘ゲームでした。
せめてシミュレーションタイプの『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』のようなゲームにもう少し力入れて欲しかったな〜
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