PCエンジン
エイリアンクラッシュ
機種:PCエンジン
発売日:1988年9月14日
ジャンル:ピンボール
販売:ナグザット
開発:コンパイル
「'88AVAグランプリ ビデオゲーム特別賞」を受賞したピンボールゲームで、最近調べて初めて知ったがコンパイルが開発してたんですね。
近年「PCエンジン mini」に収録されたのが記憶に新しいが、それ以前はWii、WiiU、PS3、3DSのダウンロード販売でプレイできたようです。
「エイリアンクラッシュ」はPCエンジンの性能を活かした美しいグラフィックと映画「エイリアン」をモチーフにしたデザインのインパクトはかなり大きかったが、話題になっていた「R-TYPE」の後ろにちょっと隠れてしまってた感があります。
もうちょっとH・R・ギーガーが描いたような色調だったらもっとカッコ良かったかなと思ったりします。
でゲームのほうはオーソドックスなピンボールで、ボーナスステージは数種類用意されているが基本の画面は上の2画面とちょっとボリュームに欠けるがピンボールゲームとしての出来は満点。
密かにエンディングが用意されており、条件はカンストなので実機でなくセーブ機能の付いた機種でプレイしないとなかなか辿り着けない。
続編として「デビルクラッシュ」がPCエンジン(1990年)とメガドライブ(1991年)で発売されており、こちらも素晴らしい出来だが現在はけっこうな値が付いてますので安い時に手に入れておけばよかったなと今後悔しています。
容量が1Mbit多いメガドライブ版は「サンダーフォース」シリーズで有名なテクノソフトが手掛けており、ボス戦のグラフィックがPCエンジン版と異なっていてスゴいことになっているのでYouTubeでチェックすれば度肝抜くだろう。
さらに続編の「邪鬼破壊」が1992年にスーパーファミコンで発売されており、そちらは和風ホラーな世界観でグラフィックはよいのだが、少し問題を抱えた作品のため評価が低いです。
2008年には「エイリアンクラッシュ・リターンズ」がWiiウェア用のソフトとして発売されてまして、流石に近年の作品となるとグラフィックはリアルになってよりエイリアンらしい気持ち悪さが増しています。
いつかH・R・ギーガーの絵で「エイリアンクラッシュ」出してくれないかなと願っています。
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