ファミコン
ランパート
機種:ファミコン
発売日:1991年4月26日
ジャンル:タワーディフェンス
販売・開発:コナミ
アタリとミッドウェイが1990年に北米でリリースしたアーケードゲームで、攻撃しつつ陣地も守るという今ではよく聞くタワーディフェンスというジャンルに当てはまる内容ですね。
それをコナミがアレンジしてファミコンへ移植したのですが、なんかそんなのあったなというイメージで知名度は低いかと思います。
PRACTICE、EASY、NORMAL、HARDの4つの難易度が用意されており、アーケード版と違ってそれぞれのモードは世界観が違うので飽きさせないようにする良いアレンジですね。
ステージ開始時の説明はしっかり読んで何をすべきか理解しておかないと勝利条件がなんなのか分からなくなってしまうので注意!
まずは城壁内に砲台を設置していきますが、これがターンが進むとどんどん増えていきます。
砲台は敵にとっては障害物なので、うまく設置すると敵の動きを止めることもできるのでよく考えて置くことも大切です。
戦闘パートは砲台を操って敵を攻撃するというけっこう爽快なアクションパートです。
攻撃してくる敵は速攻で倒しておきたいが、ウジャウジャ出てくる歩兵も倒しておかないと城壁の修復時に邪魔になりブロックが置けなくなってゲームオーバーになることが多々あります。
城壁修理パートはテトリスみたいなブロックで破壊された城壁を制限時間内で隙間なく塞いでいくのだが、これが少しでも隙間があるとゲームオーバーとなってしまうので頭を使います。
時間が迫ってくると慌ててしまい変なとこにブロックを置いてしまうのはテトリスと同じですね。
勝利条件は占拠ポイントの達成や敵を全滅、ターゲットをブロックで囲むなどいろいろある点も非常に面白いです。
たった1画面のシンプルなゲームであるが、なかなか奥深く中毒性もありますので誰がプレイしてもハマることは間違いないと思います。
この「ランパート」はファミコンで知ったのですが、他にメガドライブとゲームボーイでも移植されていたのですね。
もちろん知名度が低いので今ではプレミア価格が付いています。
ファミコン版はソフトのみなら2025年現在まだ安く手に入りますが、メガドラ版とゲームボーイ版は手の届く範囲であったらラッキーですよ。
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