ファミコン
アーガス
機種:ファミコン
発売日:1986年4月17日
ジャンル:シューティング
販売:ジャレコ
開発:NMK
1986年にジャレコからアーケードで発売された縦スクロールシューティングゲームの移植作。
ファミコンへの移植ということで削られた点は多いが、アーケード版よりは難易度が落ちて遊び易く、グラフィックもまあ色数少ないですがファミコンとしてはけっこう頑張ってる方だと思いますので良移植だと思っています。
ゼビウス型のオーソドックスな縦スクロールSTGで、横移動はループするので敵の弾を避けるに必死に横移動するが障害物が多いので避けきれないことは多々あり。
奇数ステージでは前方ショットだが、偶数ステージでは前方と斜め右・左の3WAYショットになるという変わった仕様で、地上物の『P』3つでショットが強化されます。
『B』を3つでバリアが一定時間付くが、アーケード版と違って対空ショットが撃てなくなり対地の攻撃だけになりますのでバリア消える瞬間は少し危ないですね。
機体と同じ謎の影が出現するが、機体の影と重なるとなんとロボットに変形して無敵になるというアーケード版にはないファミコンオリジナルの仕様です。
これがちょっと厄介で、無敵中は敵が吸い込まれるかのように自機に向かってくるので、無敵時間が終わるタイミングは敵と接触してしまう危険が高まります。
ボスはゼビウスと同じく対地で攻撃して倒しますが、その間、敵が総攻撃してきますので間違いなく開発者はゼビウス好きでしょう。
ボスは中心に一発当てれば即倒せるが、アーケード版はまず足5カ所破壊してから中心部を破壊というなかなか鬼畜な仕様でした。
ボスを倒すと機体を着地させるチャレンジが始まるのだが、着地のタイミングがよく分からなくて(今でもようわからん)泣きました。
この時代にフライトシミュレーターゲームってあったかな?という時期でしたので斬新だったかもしれませんが、なかなか難しいボーナスステージです。
線に沿って下降し、最後の方は線がなくなるとこから右端までの中間位置でゆっくり着地するような感じで操作すればたぶん成功します。
画像編集ソフトで修正してあるので分からないと思いますが上のレーダーは本当は中央で分割されてて左右で高速に点滅させることで半透明に見せてたんですね、
これスクリーンショットを取るまで気が付かなかったです。
着地成功したときの達成感はけっこうあります。
『L』をたくさん破壊した分、ボーナスが入るというスターフォース的な仕様ですね。
アーケード版はPS4やスイッチのダウンロード販売でプレイできるのでそちらもぜひプレイして頂きたい。
ファミコン版はジャンクコーナーの常連なので今でもお安く手に入りますが、いつかはプレミアソフトに仲間入りするのでしょうか?
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